声を大にして言いたい!本当は「三重県発祥」の三重グルメなんです!名古屋めし≠名古屋発祥など

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全国的にも名古屋めしという言葉が定着していて、三重県の方も食べるかとが多いのではないでしょうか。しかし、名古屋めしの中には三重県発祥という説があるものがあり、そんなことも知らず名古屋めしと思い食べている物が存在します。

今回はそんな三重県発祥の食べ物や全国的に食べられているけど実は三重県が発祥地というものを紹介します。さあみなさん!これからは胸を張って「実はこれ三重県が発祥の三重グルメなんだよ!」と言えるようにしましょう。


三重県が発祥地の名古屋めし

味噌カツ

2008.11.8の昼ご飯2008.11.8の昼ご飯 by matsudon,giraffe

発祥の店と言われているのが、三重県津市にある「カインドコックの家 カトレア」というお店のとんかつに味噌ベースのソースをかけた味噌かつです。名古屋の味噌かつと言えば矢場とんですが、それは味噌串かつであり、とんかつにみそダレをかけたものではありません。みなさんが想像するとんかつを味噌ダレで食べる味噌かつ、それは三重県発祥の三重グルメなのです。

天むす

千寿の天むす千寿の天むす by dreamcat115

天むすの発祥のお店は、三重県津市の天ぷら定食店「千寿」なのです。始まりは、まかないとして食べられていたものが裏メニューとなり、好評をえた天むすは「千寿」の正式なメニューになったようです。名古屋の天むすは津市の「千寿」からのれん分けを受けた名古屋の「千寿」が天むすの専門店を開いたのがはじまりです。全国的に知られるようになったのは、テレビ番組で取り上げられたことや芸能人が名古屋で収録の後、お土産として名古屋の「千寿」で天むすを買って帰るようになり、東京でも評判になっていったことがきっかけです。現在では津市の「千寿」も天むすの専門店として営業しています。

ひつまぶし

あつた蓬莱軒 ひつまぶし Hitsumabushiあつた蓬莱軒 ひつまぶし Hitsumabushi by nekotank

発祥店を名乗る店は、名古屋市熱田区の「あつた蓬莱軒」や名古屋市中区の「いば昇」がありますが、諸説では発祥地は三重県津市で、かたく質の悪いウナギは客に出せるものではなかったために細かく刻んで大きなお櫃に入れてかき混ぜ「賄い料理」としてお茶漬けなどで食べていたことが始まりと言われています。

ういろう

Uiro <like Autumn Leaf Color> (Japan)Uiro <like Autumn Leaf Color> (Japan) by t-mizo

ういろうと言えば、名古屋の代名詞と思われる方も多いかもしれませんが、発祥地としては様々な説があります。その一つが三重県の伊勢地方で伝統的に食べられている黒砂糖を使ったういろうです。名古屋のういおうは米粉を原材料に使っているのに対して、伊勢地方のういろうは小麦粉を主原料としています。その他にも発祥地としては、神奈川県小田原市や京都府京都市などの説があります。

他にもある!三重県発祥の意外な食べ物

いちご大福

いちご大福_1いちご大福_1 by dreamcat115

いちご大福の発祥のお店として名乗りを上げているお店はたくさんありますが、その一つが三重県津市「とらや本家」です。大福の製造法の特許を持っているのは東京都渋谷区の「大角玉屋」ですが、「とらや本家」は製法が外部に流出することを恐れて申請を行わなかったようです。

たい焼き

たい焼き - 銀のあん/たまプラーザたい焼き – 銀のあん/たまプラーザ by Tranpan23

たい焼きは、今川焼きから派生した食べ物で、発祥は諸説あるようなのですが、その一つが三重県津市にあった「日の出屋食堂」が東京や大阪のデパートに出店し全国的に広まったというの説です。他にも麻布十番にある「浪花家」の考案という説もあります。

オブラート

国光オブラート 丸型特大 200枚入

食べ物ではありませんが、薬を飲みやすくするオブラートは、三重県の医師「小林政太郎」によって開発されたようです。現在のような柔らかいオブラートが開発されるまでは硬質の硬いオブラートしかなく、水に浸して柔らかくしてから使われていました。現在では、世界中で軟質のオブラートが使われています。

まとめ

いかがでしたか。他にも探せば三重県が発祥の食べ物はたくさんあるかもしれません。

他県の方、特に名古屋の方は異論があるかもしれませんが、このような説があるのは事実です。

三重県の皆さん、今こそ立ち上がり「○○は三重県が発祥なんです!」と声を大にして言いましょう。

おまけ

「三重県」の魅力や自慢、名物、暮らし、県民性、歴史…などなどを、至極の“あるあるネタ”として紹介している著書「三重のおきて」が出版されました。名物・自慢編には”「名古屋メシ」はたいてい三重発祥”という項目もあります。


三重のおきて ミエを楽しむための48のおきて

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